最高気温は-3℃くらいと予想していたんですが、実際には常に-7℃くらいの一日だったらしい。
行きは2時間半で着いて、いや~近いな~なんて思っていたのだけど・・・
練習走行やミーティングの時点で寒くて寒くて、風邪引くかと思いました。
それもル・マンスタートから走り出してしまえばすべて吹っ飛びましたけどね。
せっかく札幌まで来たので、三井アウトレットパークに少し寄り道したいし、天気も不安があるので表彰式が終わって早めに帰路へ。
高速に乗ったのが4時半あたりかな?
早速追分~十勝清水が通行止めの表示をみて、早めに解除されねーかなーとか思いながら走ったんですが、それはもう酷い状況でした。
前見えない。路面さえも見えない。分岐の目印の点滅表示さえも真近くまで行かないと見えない。ハザード点けてみんな10キロくらいで走行。
そんな超危険な状況は当然追分ICを降りても変わらず、下道を走るにもとりあえずわかりやすい国道へ出るために北へ向かい、車中泊や長時間でのガス欠も予想されるので、まだ半分以上ある燃料を念のために満タンにする。
道東方面へ向かう車列をそれぞれが頼りにしながら、猛吹雪と地吹雪のなか、20~30キロで走りました。
由仁あたりの平地がもっとも視界の悪い状況で、意外に栗山から夕張の山道はそれなりの速度で走れました。
10時間あれば帰れるな。と覚悟していたんですが、結果は5時間で家に着きました。
日勝峠ではなかなか事故る寸前を体験しましたが、なにごともなく帰れてよかった・・・
吹雪ってあれほどの状況になるとは思っていませんでした。逆にいい経験か・・・?
ちなみに、さすがトラックドライバーはプロですな。
登坂車線でガンガン抜かれるし、さすがに慣れているんだろうねぇ。
前日から天気については多少予想はしていたけど、そのことに対して楽しさ半減て書いたのは誤解を招いてしまったようで反省ですね。
しかし実際のところ、帰ってきてからは心労の方がデカかったかな・・・
成績のことはまぁいいとして、レースは調子もよくてそりゃ楽しかったんですけども、あの状況を経験して両手放しで「いや~いい遠征だった!」と喜べない、『家に帰るまでがエンデューロ』を初めて痛感した日だった!
今回は雪壁に少々突っ込んだのがアイシングの原因かな。
そしてわざわざ用意したクリアのダブルレンズは効果絶大。なにも困りませんでした。
よっぽど天気のわかりきった日以外はダブルじゃないと不安です。
そして早めに週末の更別第二戦の準備を進めます。
オイル交換とキャブのチェックくらいですけど。
これで5週連続になるけど、毎年これだけ走りこんで一切音を上げない相棒(XR100R)は本当に素晴らしいと実感する。
ジオメトリは新型(CRF100)のほうが優れているらしいのだけど、まだまだこっちで頑張りますよ。
でも、しっかり試乗もしてないですが、乗り代えたらホントにペース上がるのかなぁと・・・